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現場のISO22000-3.異物混入対策のPDCA

新しい仕事を始めるには、計画を立てるところから始まる。
しかし、異物混入や安全対策をするには、最初に計画ではなく、クレームが来たり、不良品が多かったり、というところから始まる。
異物混入を減らすためには、まず、どのような異物混入があるのかを分析するところから始める。これは、計画「P」ではなく、評価「C」になる。
PDCAのCから始めることになる。
「菜っ葉屋」では、異物混入の評価Checkを行った。
過去の顧客からのクレームを分析評価したところ、毛髪が約半分、もう半分が、虫、ゴミ、その他いろいろで占めていた。
この中身は、顧客からのクレームだけだ。しかしよく考えてみたら、工場内の製造中に異物を見つけて、その場でつまんで捨てたものがかなりあるので、これらも入れてもう一度見直しActionしてみようということになった。
見直しの方法は、アンケート調査だ。
全従業員に対して、
「製造中に異物を見つけたことがありますか? それはなんでしたか? どのような状態で入っていましたか?」
「そして、どうしましたか?」
これをやったら、続々と過去の埋もれていた異物混入が出て来た。
何が入っていたか、それはどのように入っていたかを見直し、その従業員の作業場所と一緒に考えたら、どの製造場所でそれが入ったかが大体わかってきた。
トレイに入った食品の上にきれいに異物が乗っかっていたら、盛り付けからパックの間。食品の上にしみ込むような形で異物が付着していたら、味付け漬け込み工程。食品の中に紛れ込んでいたら、下処理やミックスの工程。
結果、大変なことがわかった。
製品の製造工程は、製品ごとに違うが、大体20工程ほどになっている。この工程の中間に入っている「味付け漬け込み」工程で、何と80%ぐらいの異物が入っているようだ。そういえば、フーズデザインのセミナーで「問題の8割は、工場の2割の場所から発生している」といっていた。
評価Checkをし、さらに見直しActionをしたら、「味付け漬け込み」工程に多くの原因があることがわかったわけだ。


著作:株式会社 フーズデザイン 加藤光夫